1941(昭和16)年4月。真珠湾攻撃の8か月前。日本中のエリートたちが集められた「総力戦研究所」。
彼らがデータから導き出したのは、アメリカに対する「圧倒的な敗北」という衝撃のシミュレーション結果だった。
原爆投下以外のほぼすべてを的中させていた彼らの見解は、採用されることはなく、日本は勝ち目のない戦いへと突き進んでいった。それは一体なぜなのか? 国を灰燼に帰した「空気」の正体とは? 80年以上前の真実が、いま、あなたの理性を揺さぶる。
2025年8月に放送されたNHKスペシャル「シミュレーション~昭和16年夏の敗戦~」のドラマパート(前後編計98分)は、猪瀬直樹氏のノンフィクション「昭和16年夏の敗戦」を原案として創作。開戦へと向かった昭和16年夏の「世の中の空気」をより鮮明に描き出し、テーマをより深く伝えるべく138分の完全版として映画化。