ポルシェを乗り回す伝説のADから、社長へのし上がり、
やがて1億超の借金を抱えて、ヤクザに殺されかけ、
果てはすべてを失い、路上へ放り出されてホームレスに——。
しかし、男は決して諦めなかった。
80年代後半から2000年代へ——激動のテレビ業界を駆け抜ける、一人の男の数奇な人生を描くドラマ『絶望できない男』が幕を開ける。
主人公の奥本拓夢を演じるのは、「絶望が育てた男」を自称し、自身のこれまでの歩みと重ね合わせ、泥臭くも真摯な熱量で本作に挑む大東駿介。しゃべくりの才覚で人を巻き込み、時に「ウソはアカンけど、ホラは吹いてええ」と豪語する「ハッタリ」を武器に、魑魅魍魎ちみもうりょうの業界を泳ぎ回る奥本を体現する。
さらに、奥本とは対照的に真面目で不器用な後輩・水野秀真役に八村倫太郎、どん底の奥本を優しく、時に厳しく見守り女神のような愛を投げかける春永洋子役に相武紗季を迎え、波乱に満ちた物語が動き出す。