準大手製薬会社「天保薬品」の東京支店第三営業所所長でありMRである紀尾中正樹(向井理)は、自社の画期的な二型糖尿病の新薬「パンセル」が「診療ガイドライン」の第一選択(A判定)に決定されることを目標に奔走していた。これに薬が採択されるということは、年間売上が1000億円を超えるメガヒット商品化が確実視されるということ。ところが、外資のライバル社「タウロス」のMR・鮫島淳(要潤)からの苛烈な妨害工作によって、評価の高かった「パンセル」は一転、セミナーでのコンプライアンス違反に問われてしまう。
さらに、紀尾中自身が患者に薦めた天保薬品のがん治療薬「ノベルマ」が副作用で死者を出していることが分かり、天保薬品は薬害訴訟の危機を迎え、社内の分断も生まれていく……。薬は誰のためにどうあるべきなのか。患者を治す尊い使命を持ちながらも、利益を巡って揺れるMRやその関係者たちの戦いが始まる!