死者のために“最後の一皿”を振る舞う『黄泉の食堂』の料理人・孟婆(中村蒼)のもとに、元人気アイドル・遠山千種(石野真子)がやって来た。35年前にマネージャーとの極秘結婚を週刊誌にスクープされたことですべてを失い、孤独のまま死を迎えた千種は、孟婆が用意した思い出の一皿を食べ、来世へ旅立つはずだったのだが…。
『黄泉の食堂』で働く黒無常一号(鈴木伸之)が涙を浮かべながら、千種に謝罪。戸惑う千種に、黒無常一号は「私は…あなたに救われました」と告げる。もともとは死者でありながら、『黄泉の食堂』にとどまって千種が来るのを30年以上も待ち続けていた黒無常一号こと三田村章生。彼は生前、千種の人生にどう関わったのか…。
孟婆は、彼がこの食堂で頼んだ一皿を作る。それは、ナポレオンケーキで…。
はたして、黒無常一号の心残りと謝罪の意味とは?