市民病院の医師・春木奈緒(榮倉奈々)は、造船所で働く園田修司(赤楚衛二)の妹で、重い病で入院している絵里(宮﨑優)の担当医になる。医師と患者の家族という立場ながら、互いを知るにつれ、奈緒と修司の距離は縮まっていく。
そんなある日、修司の家が火事になり、夕食の支度をしていた祖母・さと江(竹下景子)が救急搬送。しかし、懸命の治療もむなしく、帰らぬ人となる――。
さと江の葬儀に参列した奈緒は、会場の裏手で修司が女性と言い争っているところを目撃。また、その女性が病室の外から絵里を見つめている場面に出くわし、彼女が2人の母親・真里子(赤間麻里子)だと知る。
その頃、汐見崎警察署では、現場の写真を見た刑事の山本旺志郎(高橋克実)が、修司の家の火災は本当に失火が原因なのだろうか、と疑い始める。山本の目は、火元とされている台所とは別に、かすかに残る不審な痕跡を見据えていたのだ。事故か、それとも――。