放送直前の大型純愛ドラマ『愛の最果てへ』略して“アイハテ”。
「これは当たる!人生勝った!」
中央テレビプロデューサー相田 保(髙木雄也)は、有頂天だった。
ところが…
主演女優のスキャンダルが週刊誌報道で発覚。
思わず、相田がつぶやいた。「ドラマが飛んだ!」
SNSは炎上、どうなるスポンサー、主演は降板か?続投か?現場は大混乱。
制作会社タッグのプロデューサー狭間 渉(堤下 敦)も右往左往するばかり。
そこへ、中央テレビ・ドラマ制作局長(デビット伊東)が登場。
彼が示した解決策は、主演女優の交代。
全10話の連ドラで、もらえたヒロインのスケジュールはたったの2日。
「何とかピンチを乗り越えましょう」
スタッフを鼓舞する狭間だったが、その裏には
「前作の大赤字をこのドラマで埋めないとマジで、俺のクビが飛ぶんだよ!」
制作会社プロデューサーならではの苦労があった。
「だったら前日談にしよう!」
純愛ドラマ“アイハテ”は、『愛の最果てへ Beginning』と様相を変え 再出発が決まった。
そんな矢先、今度はメイン監督が戦線離脱、
サード監督の新谷 忍(醍醐虎汰朗)に白羽の矢がたつも、撮影開始まであと3日…
スケジュールも予算も変更できないという相田と狭間の説明に
美術も、撮影も、衣装も、照明も、録音も、スタッフ全員が「破綻します」
「私、ドラマ観たいです」
空気を変えたのは 制作会社タッグの経理担当・小浜数代(佐々木美玲)だった。
果たしてドラマは飛んだ!のか、それとも転がり出すのか―。
普段は地味な小浜が発した言葉にも、何やら思惑が隠されていて…
美辞麗句に罵詈雑言、阿鼻叫喚に魑魅魍魎、ありとあらゆる人間模様が詰まった
ドラマ制作のリアルな現場を、コミカルかつシニカルに描いた
「ドラマが飛んだ!」
今よりもっと、テレビドラマが好き、になります。