文化祭の出し物がお化け屋敷に決まり、企画担当となった間山晴、朝宮光星、榊、常川田の4人は衣装の買い出しへ出かける。初めて友達と休日を過ごす間山は服選びに戸惑うが、朝宮は裾を折り、髪を整え、「自己評価が低すぎる」と優しく背中を押す。その自然な気遣いに、間山の胸は高鳴る。
買い物中も朝宮は間山に似合う衣装を真剣に選び、試着室ではファスナーを閉めたり、狼男のカチューシャを付けたりと距離を縮めていく。やがて二人は榊たちを置いて抜け出し、公園でソフトクリームを食べ、本屋へ立ち寄る。朝宮は間山のおすすめの本を迷わず購入し、太陽のキーホルダーを「晴」という名前に重ねてプレゼントする。間山も星のキーホルダーを贈り返し、二人だけの穏やかな時間を過ごす。
しかし、偶然出会った朝宮の中学時代の同級生や、家まで送ってくれた朝宮と兄・天が親しく話す姿を見たことで、間山の心に再び劣等感が芽生える。幼い頃から優秀な兄と比べられて育った過去を思い出し、自分は地味で冴えない人間だと思い込んでいた間山は、「朝宮にはもっとふさわしい人がいる」と本音を打ち明ける。
それでも朝宮は、「俺は間山だから好きになった」と真っ直ぐ想いを伝える。しかし間山は、その理由を信じることができず、答えを求めたまま家へ戻ってしまう。一人残された朝宮は、自分でも説明できないほど間山に惹かれていることを改めて実感し、「間山は俺の初恋だ」と胸の内で確信する。二人の距離は確実に縮まりながらも、間山の自己肯定感の低さが、新たな壁として立ちはだかる。